引用
「忙しい、忙しい」と、いつも焦って、追い立てられるような日々を送っている人がいます。
その人は、じつは、時間がないのではなくて、「混乱しているだけ」なのです。
中略
仕事や家事を上手にこなすことができれば、忙しいと焦ることはないでしょう。
「上手」といえる人は、どんな仕事でも焦ることなく余裕をもってはやく済ませることができます。
私見です。
齢をとるとバリバリ仕事はできなくなります。
若い頃のように「たくさん」「速く」ということが無理になります。
体はついていけないのに、同じことをしようとすると「混乱」が生じますね。
仕事というか、日常生活でも、混乱はヤバいです。
自分の能力、周りの環境は常に変化しているので・・・。
だから、やり方を変えていくしかないのですね。
えーと
やはりこの本
引用
吉祥経 第五偈
父母の奉仕すること、妻子を愛護すること、
混乱のない仕事をすること、これが最上の吉祥です。
で、混乱のない仕事をするにはどうすればいいか。
気になったのはここ。
引用
慈経の第二偈
足ることを知り、手が掛からず、雑務少なく、簡素に暮らし、諸々の感覚器官が落ち着ていて、賢明で、裏表なく、在家に執着しないように。
在家向けですけど、「足ることを知り、手がかからず、雑務少なく、簡素に暮らし」このあたりがヒントになるような気がします。
で、この本も
本で先生は、「仏教には時間論というものはありません」とおしゃってます。
バリバリの私見ですけど
仏教では時間論は無いですけど、世俗では時間の概念があり、「時間が足りない!」とか、「時間をつぶす」とか、けっこう貪瞋痴で時間を捉えてます。
貪瞋痴で時間を捉えるのはヤバそうです、で、「忙しい、忙しい」という状態も貪瞋痴なのでしょう。
で、「上手」というと「巧み」という単語を連想します。
下記リンク
上記引用
「巧みな人」になるには、どうしたらよいのでしょうか。お釈迦さまは、「今、行なっていることについて、正しく気づくことだ」と説いています。
うむ、せっかくだから、以上のことを自分の日常生活に生かさなければなりませんね。
うむ、使える時間は有限です、私の能力にも限りがあります。
何か物事をする前に、「時間と能力の見積」を出すということで・・・。
欲張りすぎると混乱します、かといって簡単すぎると成長が無さそう。
キーワードは、新しいことに挑戦しながらも、簡素にできること。
そういった見積書を出すことが私にとっての「上手」とか「巧み」なのかもしれません。
11月は「巧み」から始まりました。