引用
私たちは常に、今の瞬間に不満です。すべての現象は不完全なので、今の瞬間が不満であることは当然です。しかし執着があると、何でもうまくいって満足に達したいという欲望が現れます。それは叶わない希望です。
中略
放っておくとは、何事にも無関心で生きることではありません。不安を感じても悩まない、苦しまない生き方を選ぶことです。放っておく能力を育てましょう。
私見です
連想したのは下記の本
おおー、嬉しい、 無料で読めます。
本より引用
不満だから
〇生きることに挑戦する
〇経済、科学発展、学問、文化などがある。
〇芸術、遊び、楽しむ文化がある。
〇欲、怒り、嫉妬、憎しみ、落ち込みなどがある。
〇競争、戦争、奪い合いがある。
〇平和、調和、虐待、いじめ、殺し合いなど、なんでもある。
あと、不満だから輪廻もあるんでしょうね。
引用続けます
不満があると、私たちは「満足」とか「幸福」というニンジンを目指して走ります。これが生きるということなのです。
人を助ける行為も、人を殴る行為も、どちらも不満から生じています、すべての行為は不満から生まれ、その不満が新たな不満を生み出すのです。
ですから「生きる」ということは限りなく続き、輪廻転生は避けられません、こうやって苦しみは無限に続くのです。
そこで仏教は、輪廻のシステムから脱出するために「捨てる」ということを教えています。「善も悪も不満から生まれるのだから、執着を捨てなさい」と。
仏教の教えの一般的なところでは「悪いことをしてはいけません、いっぱい善いことをしましょう。幸福で生きていきましょう」と教えていますが、究極的なところへいくと「一切の執着を捨てる」ということを教えているのです。
これについては最後の章の「不満を克服する道」で、もう一度お話することにいたしましょう。
最後の章で、不満に対処する方法、不満を捨てる方法を説いています。
詳しくは無料の施本をお読みください。
うむ、不満も怒りなのかな?
「怒り」の章は続きます。