引用
心は思い通りにならないと、反対の行動をします。好きなもの、欲しいものに向かって走ることを邪魔されたら、ものすごく破壊的になって、恐ろしいことをするのです。
中略
世にある犯罪のほとんどは、希望が叶わないときに起こる破壊的なエネルギーが原因です。物事が自分の希望通りにいかないからと、テロ行為に走る人々がいます。気に入った女性がまったく振り向いてくれないからと、相手を殺してしまうケースもあるのです、
他を破壊できない人は、うつ病、統合失調などの病気にかかります。他人から自分に破壊衝動の向きが変わったのです。
私見です
思い通りにならないと
↓
怒って
↓
モノや人に八つ当たりする。
でも、細かく見ていくと
思い通りにいかない
↓
怒る
↓
怒りにふさわしい心や身体になる
↓
他のモノや人を壊し始める。
↓
他に当たることができなければ、自分を壊しはじめる。
怒りにふさわしい心と身体になった時点で、もう壊れているんでしょうね。
2月3日に書いてましたね。
そうそう、まずは自分を壊すのですよ。
で、関連の法話が下記です。
で、気になる部分です。
引用
「意志が生まれると、からだの物質は全部変化する」というのが仏教の教えです。冗談ではなく、我々の気持ち次第で、我々のからだも大きく変化するのです。
つまり、怒ったら、怒りにふさわしいからだが生まれる。慈しみの心を作ったら、慈しみにふさわしいからだができ上がる。お医者さまもよくおっしゃるように、「脳や細胞が、からだに悪い毒素を作ってからだを壊してしまう」ということになるのです。怒った瞬間に、電気鰻の電気みたいにものすごい早さで体中に毒素がまわってしまいます。それを続けると、からだはめちゃくちゃに壊れてしまいます。腎臓も心蔵も胃も肺も腸も、片っ端から壊れます。健康が壊れますから、このような怒りの人は幸福にはなれません。
おおー、いやだ、いやだ、「怒りにふさわしいからだ」になるなんて、ぞーっとします。
うむ、自他への破壊行為の準備ができた、ということですね。
とは言っても、ふだんの生活では、無自覚のまま変身しているのでしょう。
でも、あらためて
「怒りにふさわしいからだ」なんて書くと、やっぱりイヤですねえ。
長生きできそうにないです。
うむ、せっかく仏教を学んでいるのだから、目指すは「慈しみにふさわしいからだ」ですね。
「慈しみにふさわしいからだ」
こう書くと、ちょっと、ホッとします。
ふさわしい身体を教えてくれる本です。