引用
あなたの身体の調子は心の管理の結果です。
思いっきり脱線します。
下記の本を連想しました。
中学生の担任の渡邉先生が翻訳した本です。
えーと、どこにも売ってません。
糸魚川市青海、旧青海町には捕虜収容所がありました。
その捕虜になった英国人の捕虜体験記の翻訳本になります。
私の父親も覚えてました。
外国人捕虜が石灰石の入ったトロッコを押していた、とか。
戦争が終わって、海側から、B29が超低空でやってきて、食料(捕虜のための)を落としていった。とか。
参考記事
http://www.agapeworldjp.org/news/pdfs/paper_niigata.pdf
本の気になるところを引用します。
著者が重い病気になり、青海から品川へ移送されます。
引用
残念ながら青海町から品川へ送られてきた四人のことを書かなくてはならない。三人の捕虜は三か月もしないうちに亡くなった。私は、彼らがかつて私がそうであった以上に悲惨な状態だったから亡くなったのだとは思わない。ただ生きていこうという意思をなくしてしまったからなのだと思う。そう、私は、たった一人残された。
最も困難な状況に直面してもなお生き残ることについて、人は、それが体も大きく力もあり、生き残ることを運命づけられた丈夫な人だと思うかもしれない。実際は、真実は反対なのであった。最初に倒れて死ぬのは、しばしば体の大きな力のある男たちであった、一方では、小柄で、私のように痩せている者は生き続けるのだった。
で、本題です。
若くて体が元気なときは何も気づかないかもしれません。
でも、病気になったり、困難な状況になったり、齢をとったり、こういったことに直面すると、「心が体を引っぱる」という感じがします。
最近、よく感じます。
心が体を引っぱることをやめたら、あきらめたら、それはそれで終わりなんでしょうね。
どうせ引っぱるなら「明るく」と教えてくれる本です。