引用
お釈迦様は一方的に自分の教えを人に押しつけません。人に自分の人生について質問する。相手が自分の経験で答える。本人が自分の問題の解決策を自分自身で発見するまで、問答の形式でガイドします。
人は自分自身で出した答えが、ブッダが説く真理そのものであるとハッと気がつくのです。
私見です。
テーラワーダ仏教徒ですけど、強制とか押しつけされたことないです。
興味があったら、本を読んだり、瞑想したり、ダンマサークルの仲間と勉強したり、自由です。
でも、明日からいきなりやめることもできます。
他の宗教みたいに、変な脅しとか、強制はまったくないです。
進むのも自由、やめるのも自由です。
お釈迦様の教えは、なんといいますか、提案型のような気がします、「○○○してみたらどうですか?」という感じです。
それを採用するか否かは、自分で決めることになります。
お釈迦様のお話を聞いて、自分の経験で自分で考えて、自分で決めるということです。
話は変わりますけど、日常生活では、我々は、けっこう「自分が正しい」と思って生きているので、知らず知らずに、自分の考え方とか、やり方を、相手に押しつけていることがけっこうあるかもしれません。
親が子どもに自分の考えを押しつける、というのは、よく聞く話です。
お釈迦様がやらなかったことを、我々は平気でやろうとするのですね。
自分がやっているかもしれない押しつけに、注意、注意です。