ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

74 矛盾にぶつかったら解脱するべきという概念がわかる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用

不殺生戒に始まる五戒をみんなに守りなさいよ、という場合でよく出る反論は「殺生しないと生きていられない」ということです。そこでたとえば、「私は今日から肉も魚も食べませんよ」と言う人がいたら、私はいきなり逆を言うんですね。「あなたが肉・魚を食べるのをやめたからといって、死んだ者は一匹も助かりませんよ。だから問題はそちらにわるわけじゃないんだ。生そのものに矛盾があるんだ。生きるということに矛盾があるんだ」と。たとえ個人で肉・魚を食べないということにしたとしても、ジャガイモやキャベツを食べているでしょうに。それも結局、生きものでしょう。石は食べられないし、砂は食べられない。とにかく栄養になるものはぜんぶ、なんらかの形で命なんです。不殺生戒を真剣に守ろうとすると、他に害を与えないで生きられない、という矛盾を発見します。生きることに必死で執着するとは、残酷な行為を行って、命をつなくことであると発見します。悪行為には必ず悪果があるのです。この矛盾に出会った人が「解脱を目指すべき」という意味がわかるのです。

 

 

私見です

 

うむ、これ、なんだか難しい。

 

生きていたい、と思うし、生きるためには、他の生命の殺生によって得られた部分をいただなくてはならないし、他の生命も生きていたいと思うし、かといって殺生はイヤだし、でも、生きる材料を提供してくれる農家や漁師の皆様には心から感謝です。

 

生きていたい、いう欲からなかなか離れることができないので、せめて悪いことはしないように・・です。

 

 

 

でも、現代社会は経済活動も複雑になってますので、自分では良かれと思ったことでも思わぬ落とし穴があるかもしれません。

 

最近見たツイッターで

 

なんだか、痛い、痛い、胸が痛い。

こういった気持ちになるのが良くないのでしょうね。

 

 

 

 

これに関しては、うまく答えることができないので、下記リンクをご参照ください。

thierrybuddhist.hatenablog.com

 

 

気になる部分の引用

自分で殺すことと、殺させることをやめてください。それでちょっと生き延びてもらって、修行して、輪廻全体を脱出する。そういう狙いがあるんです。仏教は生きることを讃嘆しません。生き延びることがすごくいいことだと思っていないんです。

 

科学者は無常を発見してこころが存在しないと発見していますけど、解脱までいかないのは、そのポイントです。やっぱり存在を肯定して、「仕方がないんだ、それが法則だ」ということにしています。仕方がないんじゃなくて、「仕方がありますよ」というのが仏教です。

 

魚や肉を食べて生き延びても、それは別にどうったことはない。もともとわれわれは、生き延びることがカッコいいことだと思っていないんです。解脱こそが唯一正しい道だと思っているからね。

関係ない、いらんことでも罪を犯す人間ってなんなのかねぇ。

 

 

 

矛盾にぶつかっても「仕方がない」ではなく「仕方がありますよ」と教えてくれる本です。

 

 

一瞬で心を磨くブッダの教え

一瞬で心を磨くブッダの教え

 

 

一瞬で心を磨くブッダの教え

一瞬で心を磨くブッダの教え