引用
前略
物事は原因によって現れます、その原因がなくなると消えます。これは因果法則です。ですから、いま現在の現象は、ある原因と条件によって現れるものです。
中略
邪見とは、一言でいうならば、因果法則の否定です。因果法則によって生きていて、因果法則を否定するならば、その人の思考は相当おかしいです。支離滅裂な話を真面目に信じるなら、それが邪見ということです。
私見です。
なるべく簡単に考えてしまいたいほうなので・・・。
要するに、1+1=2 という話ですね。
これが邪見だと
1+1=3 とか、1+1=0 とかになるんでしょうね。
1+1=2を否定する話なんでしょうね。
身近な例で、仕事で着けていくネクタイ・・・。
仕事で失敗したときの色を無意識で避けていたりとか・・。
仕事とネクタイの色は何の関係もないんですよね。
ゲンを担ぐというか、そんなことを思っているのでしょう・・。
「ゲンを担ぐ」という言葉、仏教というか日本の仏教文化から来ているみたいですね。
「縁起を担ぐ」から来たみたいですね。
乱暴な解釈ですけど、縁起も因果も似た意味だと思います。
「因果」は担ぐものではなく、生じるもの、もしくは理性的に観察するもの、ということで・・・。
自分の身の回りには「1+1=2」を否定するようなことがけっこうあるかもしれません、それを教えてくれる本です。