引用
なぜ我々は、しゃべるのでしょうか。それは相手に何かを伝えるためです。自分の感情を吐き出すためではないのです、ですから相手に伝えなくてはいけない情報があった場合に、言葉にして喋るべきです。「それは役に立つ言葉」といえます。
後略
私見です。
「言葉」といって真っ先に思いついた本はこの本。
以前書いてますね。
大阪の住吉で行われた法話が本になったのですね。
うむ、生の法話、聞きに行きたいです。
キンドルで読めるのですね。
先生の仏教に基づいた縦横無尽な「言葉」の話が満載です。
言葉のいろいろなお話は上記の本をぜひお読みください。
で、上記の本では十悪のうちの、言葉に関する部分。
罪になる4つの言葉について書いてあります。
引用
1
事実を捻じ曲げて、嘘をつく、他人を騙す。(嘘)
2
傷つける行為、脅す行為、嫌な気持ちにさせる言葉、誹謗中傷する言葉を使う。(粗悪語)
3
仲違いさせる言葉を使う。調和を壊す。(両舌、噂)
4
何の役にも立たない無駄話で自分と他人の大事な時間を浪費する。(無駄話)
せっかくだから下記の本も参考にします。
ダンマサークルの勉強本です。
引用
言葉を使った四種類の邪悪な行い
不善行為ですね。
1
嘘をつく
2
友人や愛する人たちを仲違いさせる
3
罵倒する言葉、下品な言葉
4
無駄話、自分のためにも他者のためにもならない言葉
そして
言葉を使った四種類の善い行い
善行為ですね。
1
嘘をつかない。
2
仲違いさせる言葉や悪口は言わない。
3
粗悪な言葉を使わない。
4
無駄話をしない。
ん?
これは、ただ不善行為を否定形にしただけなのでは?
善行為をしなくっちゃ、しなくっちゃ、と思って、いちいと善行為を探し回るよりも、不善行為をやらないことが、善行為になるのですね。
うむ、仏教はシンプルでわかりやすいです。
うむ、ですからこの法話では4番目に当たるのでしょうね。
役に立たない言葉は言わない。
相手を前にすると「相手にとって役に立つ言葉って何だろう、何だろう」と頭の中が駆け巡りそうですけど、その前に「役に立たない、無駄な言葉はしゃべらい」が大事なんでしょうね。
「不善行為をやらないだけで善行為になりますよ、ですから挑戦してみたらどうですか?」とおしゃっている本です。