ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

162 子どもに執着しない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用

親子関係は永遠のものではありません。ほんの一時的な関係で、会社に入って、そこの社員になったような感じです。

社員と会社は退職するまでの関係なのと同じく、親子も子どもが一人前になるまでの関係にすぎません。

人間は感情があるために、一時的な親子関係がいつまでも続くかのように勘違いしてしまいがちです。この勘違いから、すべての問題が起こるのです。

そういうわけで、子どもが自立したり結婚したりしたなら、「よかったな」「親である私たちも年をとったなあ」と思えばいい。それだけのことです。

「もう、子どもたちは別世界に人間になりました」と。

そして最後は子どもに対しても「あなたも他人でしょ」という気持ちになって、無執着の精神をつくらなくてはいけません。

 

私見です。

 

上記の文章は下記の本からになります。

 先生の子育ての話が縦横無尽です。

 

 

上記の本、「業」について記述があるんです、善業も悪業も

過去にも書いてましたね。

www.jataka.info

 

業というと連想するのは「輪廻」です。

 

家族は長い輪廻の中でたまたま出会った者同士の集まりです。

出会ったら、仲良くするなり、面倒をみればいいし、時間が来たら嫌でも別れていきますし。

 

家族のメンバーに、「執着」という言葉は、当てはまりませんね。

 

 

とは言いつつも、個人的には子どもが離れていくことにまったく抵抗ありませんけど、いきなり家人が死んでしまったら、当分立ち直れないかもしれない。

 

 

 

あと、上記の本、殺生についてもピシッと書いてます。

www.jataka.info

 

引用

自分の行動は自分の責任ですし、やってしまったことは自分の所有になります。

「業」ですね、「業」として所有することになります。

 

極端な例ですが「人を殺す」について

 

・精神的に問題がある方が人を殺す

・自分では殺さないが、部下に命じて人を殺す

無人飛行機を遠く離れたところで操作して人を殺す

・軍隊で隊長の命令で人を殺す

・相手に殺されそうになったので、相手を殺してしまう

 

仏教では、全部アウトです。全部やった人の責任になります。

全部、罪になります。

 

 曖昧なところはありませんね。

 

 

あと、本では十善十悪の話もあります。

www.jataka.info

 

引用

説く前に、まずが親が道徳を守るようにと言います。

自分が守らないのに、子に守れ、なんて言えません。

まず親が守らなければ、道徳は成り立ちません。

親が実行して、これが良いものであるなら、初めて子どもに教えることができます。

 

悪いこと10の内訳です、罪の軽い順です。

 

身体で行う悪いこと3つ

 

殺生

 

不与受

与えられていないものを取る

 

邪淫

節度のないさまざまな欲行為

 

 

口で行う行為4つ

妄語

嘘をついて他人をだます

 

離間語

人間同士の調和を壊す噂話

 

粗悪語

怒りの感情を表す言葉、他人の気持ちを傷つける言葉。

乱暴な言葉

 

無駄話

根拠のない、証明できない、役に立たない話

 

意で行う行為3つ

 

貪欲

異常欲、病的な欲

 

異常な怒り

管理できない瞋り、怒りの暴走

 

10

邪見

事実に基づかない見解

 

仏教の場合、善行為ができなくても、この十悪はやらないようにしましょう、という考え方です、これが仏教でいうところの道徳です。

 

 

 

 

うむ、仏教に則った子育ての話が縦横無尽です。

電子書籍にもないし、絶版なのが残念だし、今のところ流通在庫のみです。