ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

173 文化基準ではなく、地球基準の道徳を 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用

親御さんは、日本文化に限定されて道徳ではなく、人間としての道徳を教えてください。そうすれば子どもは、のびのびと能力を発揮できるし、周囲ともぶつからずに生きられます。

道徳を日本などの狭い「文化」で切りそろえて「あまり自分の意見ばかり主張するな」などと押しつけると、自分の意見を言いたい子はどうしても攻撃的になります。かえって、けんか腰の世界が現れてしまうのですね。日本云々、という文化の枠を取り払って、「人間の生き方としての道徳を考えれば、みんな同じ地球の住民ですから、「自分には合わない」」「嫌だ」ということは誰にも言えなくなります。

たとえば、なるべく自分の意見を押し出さないという日本文化があるならば、「自分の意見を言う場合は、相手が嫌だと感じないように、かえって『すごい』と思われるような工夫をして言いましょう」と教えればいいのです。それが人間として守るべき、地球基準の道徳です。

 

バリバリの私見です。

 

その国の文化とか習慣に囚われない道徳っていうとやっぱり下記になるのではないでしょうか。

 

しつこく引用

 

下記の10個なら覚えることができるのではないでしょうか。

 

普遍的な道徳として「十悪十善」を説いてます。

 

説く前に、まずが親が道徳を守るようにと言います。

自分が守らないのに、子に守れ、なんて言えません。

まず親が守らなければ、道徳は成り立ちません。

親が実行して、これが良いものであるなら、初めて子どもに教えることができます。

 

悪いこと10の内訳です、罪の軽い順です。

 

身体で行う悪いこと3つ

 

殺生

 

不与受

与えられていないものを取る

 

邪淫

節度のないさまざまな欲行為

 

 

口で行う行為4つ

妄語

嘘をついて他人をだます

 

離間語

人間同士の調和を壊す噂話

 

粗悪語

怒りの感情を表す言葉、他人の気持ちを傷つける言葉。

乱暴な言葉

 

無駄話

根拠のない、証明できない、役に立たない話

 

意で行う行為3つ

 

貪欲

異常欲、病的な欲

 

異常な怒り

管理できない瞋り、怒りの暴走

 

10

邪見

事実に基づかない見解

 

仏教の場合、善行為ができなくても、この十悪はやらないようにしましょう、という考え方です、これが仏教でいうところの道徳です。

 

 

まずは親がやってみて、子どもに教える、普遍的な教えなので、年齢ごとに変える必要もありません、死ぬまで使える教えです。

 

 

 過去にも道徳の話を書いてました。

 

www.jataka.info

 

小学校、中学校と「道徳」を学びますけど、結論から申し上げて、小学校1年、2年で学ぶ道徳の教科書の内容で充分です、充分すぎます。

 

上記リンクより引用

 

してはいけないことがあるよ

 

うそをついてはいけません

 

ともだちをたたいてはいけません

 

ひとのものをとってはいけません

 

いじわるをしてはいけません

 

悪口を言ってはいけません

 

人のものをかくしていけません 

 

上記のことは大人もまともにできません、できないことを教えてはいけません。

 

 

しつこくリンク

 

www.jataka.info

 

上記リンクより引用

以上のことは、大人もきちんとできないのに、子どもにやりなさい、というのは無理ですね。

 

だから、本当は道徳って成り立たないのですね。

 

と言うと、話が終わってしまうので、しょうもない大人だけど、善悪の話は聞いてください、という謙虚な気持ちで授業は進めないとです。

 

親も一生懸命上記の項目を守るように努力すべきですね、子どもは親の行為に敏感です、しっかり見ています、道徳を大事に守る親だったら、子どもも守るようになるかもしれませんね。

 

 

 

子どもは聞いてくるかもしれません

「どうしてうそをついてはいけないの?」

「どうしてともだちをたたいてはいけないの?」

「どうして人のものをとってはいけないの?」

「どうしていじわるをしてはいけないの?」

「どうして悪口をいってはいけないの?」

「どうして人のものをかくしてはいけないの?」

 

 

きちんと答えることができますか?

 

例えば

嘘をつくということは、人をだますということです、だまされた人は自分を信用してくれなくなります、誰にも信用されなくなると、この社会では生きてられなくなります、だから嘘をついてはいけません。

 

例えば

ともだちをたたくということは、ともだちの「生きたい」というこころを傷つけることになります、あなたは傷つけられて楽しいですか?ともだちをたたくよりも、困っているときにたすけてあげるほうがかっこいいでしょう。どうせするなら、かっこいいことしてください。

 

 

「しては ならない こと」の共通点は、すべて「かっこわるい こと」なんですよ。

人として かっこわるいんですよ。

 

以前、長老の法話でも、やんちゃな子どもに「かっこわるいですよ」よ長老が諭す話がありました、詳しくは覚えていませんが「かっこわるい」という言葉は覚えています。

 

 

あなたは、こんな かっこわるいこと するんですか?と言いながらも

 

因果に沿って、これをすればこうなる、と教えてあげれば、子どもはきちんと納得します、頭ごなしに「うそはいけない」と言っても反発するだけでNGです。

 

 

道徳の時間にどうでもいいことが書いてある分厚い教科書(わたしたちの道徳 小学校1・2年生でも176ページもあります)を読むよりも、道徳的に生きようとする親の地味な努力のほうが大事な気がするのですが・・・・。

 

 

 

小学校1年生、2年生の道徳の教科書の全文を読むことができます、実行できる大人は少ないと思います。

www.mext.go.jp

 

 

 

うむ

悪いことをするのはかっこ悪いので「かっこ悪いことはするなよ」と教えてくれる本です。