oldmanbuddhist

テーラワーダ仏教を地味に勉強してます、そのメモ書きになります、きちんと学びたい方には参考にならないです、ご了承願います。

233 命のネットワークを守る 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用

今はネットの時代です。地球に住む人々が互いに連絡しあって、つながって生きています。インターネットの技術は我々の生き方をある程度、楽しています。

命もネットワークです。命は互いに協力することで成り立っています。他の生命がなければ、私の命も成り立たないのです。他の命を恨む気持ち、軽視する気持ちは、命のネットワークを壊します。ネットワークを壊した人は不幸になるのです。

自分の身体の中にも命のネットワークがあります。人間は四十兆の細胞という生命の集合体です。身体には無数の微生物もいます。皆、互いに協力して生きることこそ幸せなのです。というわけで、一切の生命に対して慈しみを抱くことが、直ちに幸福になる近道です、一切の生命に対して、慈しみを抱き、他の生命の命の尊厳を認めて、守りましょう。

 

 

私見です

 

上記の文章は下記からになります。

 

 

 

当時、出版された頃は、まだコロナ前でした。

現在はコロナの中にありますけど、先生のおっしゃることは変わりません。

 

全文引用

こころの感染を防ぐブッダの戒め
危難のなかで真理に目覚め、慈しみのこころで手をつなごう

アルボムッレ・スマナサーラ
日本テーラワーダ仏教協会 貫首

 人間は、「われこそ偉い」という気持ちで毎日生きています。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、それは誤りであると自然界から厳しく突きつけられました。仏教徒として私たちがまず自覚すべきなのは、人間は自然の流れに従って、一日一日をやっと生きている存在に過ぎない、ということです。「人間こそ地球の主人」という傲慢な態度は捨てるべきなのです。目にも見えない、細胞の100分の1以下の大きさしか無いウイルスによって、人類社会がどれほどダメージを受けていることか。仏教的に言えば、地水火風が少しでも変調をきたしたら、もう命は成り立たないのです。私たちは「生きていて当然」という自我を抑えて、「今日もおかげさまで、無事に死なずに済んだ」「今日も見事に死ななかった」という謙虚さを育てることです。冗談っぽく聴こえるかもしれませんが、これは真剣な言葉なのです。一日生きている、ということは奇跡です。身体の約40兆の細胞はいつ変調をきたすかわからないし、また外部からの攻撃も絶えないのですから。「やっと一日生きられた」という気持ちで過ごすことは、自我を抑える、とてもよい修行になります。それで心の安らぎに至るのです。真剣にそう考えて生きるならば、悟りに達することもできます。

 次に強調したいのは、COVID-19の流行に対して怒り憎しみを持っても何の意味もない、ということです。自然界は偉いのです。自然の力の前には、全知全能の神様も引き下がらないといけない。世界中の教会もモスクもお寺も、皆ウイルス感染を恐れて活動中止しています。ですから、どうしても自然界には太刀打ちできないと理解すべきです。私たちはただ、皆の命をできるだけ頑張って守らなくてはいけません。今回、COVID-19は私たち人類にそのことを教えているのです。分裂することなく、皆で手をつないで、協力しあって命を守りましょうと。そうしない限り、皆の命は守れないのだと。そういうわけで、ウイルスに自分が感染しないように気をつけることも慈悲の行為です。自分から他人に感染を広めないように気をつけることも慈悲の行為です。この際、私たちはすべての生命に慈しみ(メッター)と抜苦の気持ち(カルナー)を抱いて、やさしく生きてみようではないか、と決意しましょう。「もし自然界が許してくれるならば、その範囲で生きてみよう」という無執着と安穏の心をもって頑張りましょう。

~すべての生命に苦しみを乗り越えることができますように~

 

 

うむ、別にコロナウイルスは人間に挑戦しているわけではありません、宿主がなければ生きていけないので宿主に取り付きやすい性質になっているのでしょう。

だから、ウイルスを広めているのはウイルスではありません、動き回っている人間です。

宿主と共存できれば問題はないのですけど、どうも宿主を壊してしまうようなので、人類の問題になっているようです。

 

でも上記の先生の文章を読むと、コロナが流行ろうが、流行るまいが、仏教徒として生きるうえでは、「何が問題なんですか?」ってな感じがします。慈しみの実践はいつものように行えばいいし、「ふううっ、今日もやっと生き延びた」は、コロナの有無にかかわらず、なんだかよくわかります。

 

 

コロナ? ん? 何が問題なのですか?

メッタバーワナになにか問題がありますか?

とおっしゃている本です。