oldmanbuddhist

テーラワーダ仏教を地味に勉強してます、そのメモ書きになります、きちんと学びたい方には参考にならないです、ご了承願います。

252 自己を愛するものは自己を守る 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用

「隣人愛」などのカッコいい言葉を捨てて、自分が最大限に愛するのは自分自身であることを素直に認めましょう。

本当に一番愛しているのは、隣人ではなく自分なのです。隣人愛も家族愛も、自己愛の次に来るものです。これが自然の流れ、ありのままの事実なのです。

自己愛がある人は、不幸・悩み・苦しみ・混乱・非難などを自分に招く行為を徹底的に避けます。

「自分を守る行為はカッコいい」ということを知ってください。

非難されることはせず、悩むこともしない。後悔することはしないし、混乱することもしない。麻薬は使わないし、賭け事もしません。そうして自分を守っているのです。

自己愛が最もカッコいいのです。そして、自己愛がある人が、良い仕事をして、世間の役に立つのです。

 

上記の文章は下記の本からですね。

 

 

日常生活に即して、先生の幸福に関する有意義な話が満載です、縦横無尽です、その中で「自己愛が平和を築く」という項があり、そこからの文章になりますね。

 

で、マッリカー王妃の話を思い出しました。

下記のサイトにあります。

j-theravada.net

引用

ある日、コーサラ王とマッリカー妃が座って話しをしていました。王様はお妃に「お前にとってこの世の中でいちばん愛しい人は誰か?」と尋ねました。当然、王様は甘い答えを期待していたのです。しかしお妃は「この世の中でいちばん愛しい人は自分です」と答えました。お妃は頭の良い方でしたから、お世辞や嘘は言わず、正直に答えたのです。がっかりした王様を見たマッリカー妃は、逆に王様に尋ねました。「王様にとって、この世の中でいちばん愛しい人は誰でしょうか?」。そうすると王様も「よく考えると自分のことがいちばん愛しい」と正直に答えたのです。後日、二人はお釈迦さまのところに行き、この話をしたところ、お釈迦さまは次のように説かれました。「人は誰でも自分のことがいちばん愛しい。同様に、どんな生命も自分のことがいちばん愛しい。自分のことを愛しいと知るものは、わが身に引き比べて、他の者を害してはならない」。

 

ここで大事なのは・・・、本より引用します。

どこを探しても自分自身より好きなものは見当たりません。人々はそれほど自分のことが好きなのです。したがって、自分の幸福を目指すなら他人に害を与えてはなりません。

相応部経典 PTS S.I,P74

 

 

で、自己愛に関するサイトもありました。

j-theravada.net

 

気になる部分を引用

では、自分のことしか大事にしない性格は、悪いのでしょうか。これは良いとか悪いとか、特別に判断できる問題ではないのです。生きているものすべてが、自分のことしか愛せない、また理解できないような構造になっているだけのことです。鳥が、飛べないと魚を批判することも、魚が、泳げないと鳥を批判することも、無意味なのです。一般的には鳥が泳げないように、魚が飛べないようになっているのです。同様にすべての生命は、自分のことのみ大事に思うようになっているのです。

 

うむ、人間は自分のことしか愛せない構造になっているのですね。

 

マッリカー王妃のように自覚しないとですね。

 

上記の本よりお釈迦様の言葉

 

自分のことを好きだと知っているならば、自分を悪に染めてはならないのです。悪いことをして楽を得るということは滅多にあるものではないのです。

 

臨死のとき、この体を捨てるとき、自分のものとして持っていけるものは何ですか?

 

ここで生きている間に行った功徳と悪が自分のものになるのです。それを自分が持っていくのです。影の如く離れず、その二つが自分に付き添うのです。

 

したがって、確実にあの世で役に立つ善行為をしたほうがよいのです。あの世に旅立つ生命にいは、功徳こそが助けになるのです。

 

相応部経典 PTS S.I,P72

 

中略

だから体と口と思考では、悪いことをしないようにしっかり守ったほうがいいのです、そうすれば自分を守っていることになります。

 

 

 

人間は自分のことしか愛せないようにできているのですから、やるべきことは自然と決まってきます、ということを教えてくれる本です。