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テーラワーダ仏教を地味に勉強してます、そのメモ書きになります、きちんと学びたい方には参考にならないです、ご了承願います。

034【座る瞑想】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

マハーシ長老の瞑想のコツのお話が続きます。

 

いま自分がなにをやっているのか丁寧に知る、丁寧に気づく大事さを、前回お話になられました。

 

次を引用します。

 

皆さんは、ただ座っている姿勢を観察するのなら、簡単で、たいした努力は必要ないと考えるかもしれません。けれども、このように座っている姿勢では、必要とされる精進がやや少なくなるのに対して、定(サマーディ)が過剰になりがちです。長時間瞑想をしていれば、普通なら怠け心を感じるでしょうし、

「座っている、座っている、座っている」

とただ繰り返し念じるのが嫌になってくることでしょう。このことは、通常、定(サマーディ)が過剰になり、精進が不十分なときに生じます。そして、そのような状態を惛沈・睡眠といいます。

 

うむむむ、大雑把な言い方ですみませんが・・。

なんだか惰性のままラベリングして、肝心の精進が減って、心がいまひとつの感じになっているのでしょうね。

 

ここでは「定」と言う言葉が出てきますけど、八正道でいう「正定」とは程遠い「定」なのでしょうね。

 

「いまの状態が嫌になる」のだと、惛沈睡眠に襲われるのでしょうね。

 

ちょっと考えてみると、バリバリの有身見状態ですね。

 

 

 

このような、悪いマンネリに陥らないために、マハーシ長老は、またまた、あっさりと瞑想のコツをおっしゃいます。

 

これがマンネリにならないためのコツです。

そうならないために、私たちはより多くの精進を養わなければなりません。そのためには、精進の際に念じるべき対象の数を増やしていく必要があります。

 

 

次に、そのコツを具体的にお話してくださいます。

なんとなくあっさりおっしゃいますけど、仏教はいつでも具体的です、具体的に実践する大切さを感じます。

 

引用

「座っている」

と念じた後で、身体の中で地面に触れている場所に注意を向け、その感覚を感じた後、「触れている」と念じてください。明確に地面に触れている感覚のある手、足、お尻のいかなる箇所も念じる対象となります。

例えば、まず座っている姿勢に対し、

「座っている」

と念じた後、その触れている感覚のある箇所を、

「触れている」と念じてください。

そうして、それからは座っている姿勢と触れている箇所という二つの対象を、

「座っている、触れている、座っている、触れている」

と繰り返し交互に念じるようにしてください。

 

せっかく時間や場所をとって、やっている瞑想ですから、こういった小さなコツを大事に実践です。

 

惛沈睡眠対策にもなります。

 

引用続けます

「念じる」「観察する」「気づく」といった用語は、ここでは対象に対して注意を留めることを指して使われています。

このように私たちの身体を「座っている、触れている」」と念じ、観察し、気づくという実践は、大変シンプルなものです。これまでに瞑想実践の経験がある人は、この実践を簡単なものだと思って始めるかもしれません。けれども、これ以前に瞑想実践の経験がない人にとっては、最初は難しくかんじるかもしれません。

 

 

精進を正しく継続させるために、その対象を増やす、という方法が述べられましたけど、初心者の方は無闇に対象を増やさないで、最初は上記の状態くらいがいいのではないでしょうか?

 

と言っているうちに【座る瞑想】の章が終了しました。

 

 

瞑想はまずは実行することが大事なので、私事で恐縮ですけど、最近、スマートウォッチを買いまして、その瞑想機能といいますか、時間が来るとウォッチが瞑想に誘ってくれます、瞑想リマインダーというのでしょうか、あと、空き時間に瞑想機能を呼び出して、実行したりします。

 

 

ところどころに瞑想のコツが書いてあるので、じっくりゆっくり読むのいい本です。